フリーダムホンダのブログ

フリーダムな毎日

自己啓発本に関する論文/尾崎俊介

おもしろい論文を見つけたので、記録と論評。

-全く関係ない話題なのだが、どうしてもいいたいので、ここに書いて発散しよう。最近のビジネス書に一言いいたいのは、永松茂久とかいう、たこ焼き屋をしていた兄ちゃんの本が売れていることが少し気に食わない事だ。斎藤一人の一番弟子らしいのだが、彼が売れる前から何故か知っていて、きっと大したことない内容なのだろうと思って読んでない。売れているのが内容ではなく、おそらく信者&クチコミ&PRによるものと思っている。俺は軽薄な内容の本で金稼ぐヤツが嫌いなんだ。嫉妬だ。俺も書いて金稼ぎたい。



アメリカにおける自己啓発本の系譜

https://drive.google.com/file/d/1Es_mZU9e3THHr-e_Aidynumn1XbsDURs/view?usp=drivesdk


自己啓発本の起源と歴史についての考察。ニューソート系と成功哲学系の2種類に分類できる。

ニューソート系は、従来のキリスト教の主流であった禁欲的な内容に対し、反発的に興ったものであるようだ。また、ここから派生して、精神療法へと繋がっていく。

成功哲学系は、ベンジャミン・フランクリンの自伝を発端とし、その後の2人のカーネギーナポレオン・ヒルに繋がっていく。

こうして、現代の自己啓発があるのだが、上記3点の宗教的起源、医療的応用、ビジネス的起源のもの等、数多くある自己啓発と医療研究には共通項ともいえる思想及び実証が多数あり、人にとって必要or重要な何かが含まれていると示唆されている。

また論者がいうには、ビル・ゲイツがザ・マスター・キーに感化されて今がある、ということに関しては、事実であり、特筆すべき点であるとのことだ。



精神療法文学の系譜

https://drive.google.com/file/d/1Mksf_5RPbjJgXGgUtC3dyE5btLlOemFA/view?usp=drivesdk


ニューソートから、派生したクリスチャン・サイエンスと冠された精神療法。プラシーボ効果と言われる現象に世界が注目した瞬間である。そして、エミール・クーエによる、催眠療法に続く。

上記を疑い、嘘を暴こうと、とある医師がルルド(どんな病気も治る泉)を訪れた際に本当に重病が治った娘を目の当たりにして、医療業界が震撼するのを恐れ、死ぬまで世に出さなかったという小説『ルルドへの旅』

また、ノーマン・カズンズによる『笑いと治癒力』膠原病にかかり、治癒確率0.2%という状況になった記者が、とにかく治ると信じて、ビタミンCの大量摂取とただただ笑い続ける、という療法を試した実体験を著したもの。病気は治り、著者いわく、取り組んだことよりも「必ず治る」という信念によるものと思った。とのことだが、ただただ笑い続けることと精神療法のマッチ率が高かったのではないか、と思った。

論者は、まとめとして、プラシーボ効果による治療が現代科学においても否定できないし、実際に効能があるとされるのであれば、願いが信念を持ち続ければ実現することも否定できないとしている。



コピペされるエマソン

https://drive.google.com/file/d/10qJwtYQM9Fuy6X9LNHmzVbrEO4bFd8tN/view?usp=drivesdk

ラルフ・ウォルドー・エマソンの「その人が四六時中考えていることが、その人自身なのだ」という1文が100年以上、ありとあらゆる書物にコピペされまくっているという事実。その他の内容もコピペされまくっているようで、自己啓発本は引用文学という側面があると述べられている。



カーネギー伝説

https://drive.google.com/file/d/1e9OZH8J4zhaEYpt4akloaiT4RQhZx3Tx/view?usp=drivesdk

2人のカーネギーナポレオン・ヒルについて。アンドリュー・カーネギーは、鉄鋼王。その自伝はすごく刺激的なものらしい。デール・カーネギーは、演劇と演説が好きな会社員が、演説養成講座を開いたことから始まり、名著を生み出すに至った経緯。おもしろいのは、ナポレオン・ヒルは世界でも有数の詐欺師であるとのこと。なんと、ナポレオン・ヒルは、アンドリュー・カーネギーに出会ったことがないという。創作から、作られた『思考は現実化する』はいまだにみんなを騙しつづけているという真実。嘘は真実になる。思考は現実化するを実践して、実業家として成功した人が現れ、晩年のナポレオン・ヒルを支えたという。たしかに、ナポレオン・ヒルの自伝みたいなものを読んだのだが、ずっと金に困る人生で、『思考は現実化する』の印税も入っておらず、割と不遇な感じだったのだ。しかし、自己啓発的な思想を段階をつけてまとめたものは、当時この本しかなかったようであり、嘘でもなんでも、実際にそれを信じて成功した実業家が存在する事。

このことから、一つ言えることは「これをしつづければ、成功する」と信念を持って取り組めば、例え嘘であっても、成功することがある、ということだろう。



いかに信じ抜くか。

これは大事であり、自分が信じ抜ける何かと出会い、生きていけるだけでも、それもまた一つの幸運と言えるだろう。

と、思った。



後2つ、論文あったけど、これに関してはリンクのみ貼っておこう。


女性向けの自己啓発の変遷

https://drive.google.com/file/d/1Nv4gCkf31FlyxIH1kSXHoa6O9Gx9BNdQ/view?usp=drivesdk


アメリカを変えたブッククラブ

https://drive.google.com/file/d/1Nv4gCkf31FlyxIH1kSXHoa6O9Gx9BNdQ/view?usp=drivesdk